皮膚科で化粧水はもらえる?

皮膚科での化粧水の処方

スキンケアのためによく使われるのが化粧水ですよね。
ドラッグストアなどでよく売られていますが、効果的なものがなかなか見つからなくて困っているときなど、皮膚科でこれら化粧水を処方してもらえないか気になることもあるでしょう。
医師が診察した上でいい化粧水を処方してもらえたら非常に効果も高そうですよね。

このような処方もありえるのかというと、場合によってはありえます。
ドラッグストアで売っているような市販品の処方ではないのですが、液体タイプの処方薬となり、化粧水のような効果のある薬を処方されることもあるのです。
お肌の乾燥で悩んでいるときなどに処方される可能性がありますね。
いい化粧水が見つからず、お肌がどうしても乾燥しがちなときなどは皮膚科で相談してみるといいでしょう。

知っておきたい注意点

先にご紹介したとおり皮膚科で化粧水の処方を受けられる可能性はあるのですが、知っておきたい注意点もいくつかあります。
まずは希望通りに化粧水を処方してもらえるとは限らないことです。
一般皮膚科はお肌の異常や病気を治療するための場所となり、そのために必要な処方薬は原則として医師が判断します。

患者の希望をできる限り考慮はしてもらえますが、化粧水が欲しいからとその通りのものを処方してもらえるとは限りません。
お肌が乾燥しているときなど保湿剤のクリームを出されることも多いです。
医師の方でそちらの方が適切と判断すれば、化粧水が欲しいと言ってももらえないこともありますから、この点はよく注意しておきましょう。

もう1つ知っておきたいことは、特に困っている症状がなければこれら処方は受けられないことです。
お肌の乾燥など特に困っていることはなく、単にスキンケアのための化粧品が欲しいといった目的での受診は不可となります。
そのようなときはまったくなにも処方してもらえないこともあり、診察料が無駄になるだけですから、特に困っている症状がないときに一般皮膚科を受診するのはできるだけ控えてください。

美容関係の受診は美容皮膚科まで

ご紹介した通り一般皮膚科で化粧水を処方してもらえるかは医師の判断や症状にもよるのですが、美容皮膚科なら比較的この目的のためにも利用しやすくなります。
美容皮膚科とはお肌の美容関係の相談ができる病院で、全額自己負担となりますが、一般皮膚科では対応できない悩みの相談も可能です。
お肌の美容に役立つ化粧水が欲しい、それを使ってきれいなお肌を維持したいといった相談ができます。

こちらなら美容に役立つ化粧水も処方されやすいですし、それと同じ効果のある別の薬を処方されることもあります。
皮膚科で化粧水を処方してもらいたいときは、このようなことをふまえて相談先を選ぶといいでしょう。